銀行のATMやインターネットで何でも決済や振込ができる時代なんですが、これだけは郵便局でないと何となく嫌なんです。
一階が郵便局の分局で上の方の階にはお年寄りの無料の相談所やクラブがある環境です。
つまり周り中がお年寄りだらけなんです。
(私も昭和の感覚だと立派な年寄りですけど)
70歳ぐらいのお婆さん(←現代では差別用語なのかな?)が30歳ぐらいの女性局員に尋ねています。
尋ねている内容は、中国に送る手紙の宛先は漢字で書くのか、ローマ字で書くのか?
女性局員は調べながら○○の場合は漢字で良くて××の場合はローマ字で…と丁寧に説明しています。
けして接客態度が悪いわけではありません。
いくら説明を受けても納得できないお婆さん。
同じことを何度も何度も尋ねて局員の方も同じことを何度も何度も答えています。
いい加減時間が経った頃に
「じゃー漢字でいいのね。分かったわ、ありがとう。あたしローマ字が書けないのよ。」
「漢字でいい筈です。」
と女性局員。
お婆さんは「○○の場合は…」ではなくて「はい」か「いいえ」の答えが欲しかったんです。
女性局員は後でクレームにならないように正確に答えたかったんです。
朝方でしたからあまり人は列んでいませんでしたけれど、もしも午後に同じことが起きたなら、お婆さんの後に長蛇の列ができていたところです。
私はさっきまで、お婆さんと女性局員のどちらが悪かったのか考えていました。
で結論が出ました。
そんなやり取りをイライラしながら見ている私が一番悪い。
歳を取って気が短くなりました。
2 件のコメント:
たぶん私も 椅子に座ってじ~~~と二人の会話をイライラしながら見てるでしょうね
「ええかげんにせい!!」なんておもいながら
本当に私もこらえ性がなくなりました(^_^;)
あれって、どちらかが相手の立場になって考えれば、あんなに長い話にはならなかったんですよ。
この場合、お客さんはお婆さんなんだから郵便局員の彼女がお婆さんが聞きたい答えが「はい」か「いいえ」だけなのを考えてあげるべきだったのかもしれません。
郵政民営化になってから局員さんが大量に変わっちゃいましてね、新人さんが多いのもああなる原因の一つだと思います。
…と夜中に一人になると気が長くなる私です。
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