2008年12月1日月曜日

初めにコミュニティありき

1990年に東武鉄道が運営していたTOBU-NETというのからこういう電子的なコミュニケーションを始めました。
その次が医療関係者が情報交換をするためのHito-NET、翌年の1991年に朝日新聞社科学部が運営していたサイエンス・ネットへと続きました。
サイエンス・ネットが終わったのでしかたなく(でした、本当に…メジャーなのは嫌いです)入ったのが現在のアットニフティ、ニフティサーブでした。
それが1994年4月のことです。

当時のこういったコミュニケーションに共通していたのは最初に趣味が同じ人達が集まるための今でいうコミュニティがあったんです。
映画が好きな人がいたならば映画好きのコミュニティを探して入りますし、バイクが好きな人達はバイクのコミュニティに入ります。
当時は前提条件として同じ趣味を持つ仲間というのがあったんです。

今のSNSは違います。

趣味が全く違おうが何だろうが「ヒト」単位の結び付きからスタートしています。
特に今年一杯は紹介制のmixiはそうでしょう。
だからこそ会員数が他を圧倒する1500数十万人もいるのだけれど互いが繋がっている理由というのが「?」な場合が多いんです…多分。
話が合うから繋がっているわけではなくて繋がっているから話を合わせないとならないmixiの日記をやっていると疲れると思います。
私はmixi製品ではない日記を使うようにして足あとを見るのを一切やめてからは、あまり疲れなくなりました。

無理を避けるためには「初めにコミュニティありき」が正しいのだと思いますね。

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