判断力、記憶力、その他全ての精神力が低下した状態で人は容易に相手の言うなりになります。
毎日毎日深夜まで起きている…眠くないからではなくて起きていなければならないから起きている…これは間違えなく拷問でしょう。
でも、寝ようと思えばいくらでも眠れるし、実際に同じ状況下で眠っている人達も大勢いるわけだから自分で自分を拷問していることになるのでしょうか?
【当時の日本社会党 小森龍邦 衆議院議員の発言より】バッターアウトで辞めていった人達も数限りなくいます。
そこで、先ほどの拷問と今の自白の関係でありますが、拷問が現代もう行われていないのではないかというふうに善意に法務大臣は考えておられるようでありますが、どの程度のことを拷問というかということについては、これも非常に大きな問題ですね。しかし、夜の八時ころから入れかわり立ちかわり取り調べが始まって、一睡もさせないで朝まで、明くる日の夕刻までというような形でするのは、これは拷問だと私は思います。人間眠ることは何物にもかえがたいですからね。ところが、それを眠らさないでやられるというのは大変な問題だと思う。しかし、そんなことについて裁判所がどういうふうな判断をしておるかというと、これは現代のことですよ。「たとい取り調べが所論のように夜中にわたり且つ二、三人掛りでしたとしても直ちにそれを強制脅迫その他任意の供述を不能ならしめるような無理な取り調べをしたものと断じ得ない」、仙台高裁秋田支部一九五〇年十月三十日、こういういいかげんなことを言って裁判所が逃げよるのは、調べればまだ何ぼでもあると思いますよ。これだったら、調べる方はかわるがわる寝ればいいが、調べられる方は夜中じゅう調べられて、そしてもうどうにもならぬ、せめて公判廷で晴らそうか、こういう気持ちになったときにはバッターアウト、終わりです。
衆議院会議録情報 第123回国会 法務委員会 第11号
私は自分で自分を拷問し続けてもうすぐ12年になります。
頭も体も壊れて当たり前です。
歳のせいだけではないでしょう。
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