2008年11月28日金曜日

脳の老化防止法

何年か前に週刊誌を読んでいたら女性作家の連載記事が目に付きました。
私が知らない方でしたのでお名前は覚えていません。
覚えている限りの記事の内容を要約するとこうです。

その方は中年らしいのですが未だに原稿を手書きにしていて携帯電話を持たない主義なんだそうです。
間違えて欲しくないのですがWINDOWSやWORDやOUTLOOKが「使えない」のではなくて「使わない」のだそうです。
確か、そう書いてありました。

そして何かの取材で東北医大の川島隆太教授の所を訪れて脳年齢を調べて貰ったそうです。
実年齢よりもかなり若いという結果が出たそうです。

ここまで書くと私がどういう結論に導きたいかは既にバレバレなのですけれど暇な方は続きを読んでください。

そこで彼女が川島教授から聞いた話として文章が続いていました。
ゲーム機やパソコンやテレビの画面を見るのは構わないのだけれど、それをずっと見続けていると脳が気持ち良くなって麻痺(という表現ではありませんでしたけど)してしまう。
例えば林檎の皮を剥くのに林檎の皮剥き器を使うと、これまた頭が働かなくなって馬鹿(という表現ではありませんでしたけど)になる。
何かをやるのに二つの選択肢があったならば、より面倒臭い方をやるとボケにくい。
(記憶で書いているので原文に非ず)

そんなような内容が書いてありました。

そこで冒頭のパソコンも使わない、携帯電話も使わない面倒臭い方法で仕事を続けている女性作家の脳年齢が若かったことの説明がつくのだなぁ…と当時は納得してたんです。

パソコンはなるべく使わない方が良い、テレビは見ないで携帯電話も持たない方が良い。
禅僧(新宿駅東口で地べたに座ってケータイしてるナンチャッテ禅僧ではなくて本物の禅僧)のように暮らすことができればボケは遅くなる…そう思っていました。

ふと川島隆太教授について調べていたら冗談版のウィキペディアが出て来てそう思っていたのは全て間違えだった気がしました。
でも、とっても面白いですよ、これは。

川島隆太 - アンサイクロペディア

本物はこれです。

川島隆太 - ウィキペディア

冗談と本当の区別がつくうちは自分はボケてないんだと信じたいです。

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